こんばんは。我が家の子どもたち(5歳娘、3歳息子)は体操教室に通っています。
楽しんで通ってくれれば良いのですが、「行きたくない」「辞める」と事あるごとに言っています。
無理やり連れて行っていることに、

親のエゴ?
と悩んでいました。同じような人、いるのではないでしょうか?
まだこの体操教室、始めて1年も経っていませんが習い始めてから今現在までの子どもの変化を書きつつ子どもが習い事を嫌がる理由や親はどうしたらいいのか私なりに考えたことを書いていきたいと思います。
親の思いとは裏腹な子どもの思い
やっぱり私たち親は、こんなことができるようになってほしい、習い事をやることで礼儀や先生、お友達との関わり方を学んでほしいなどいろんな理想をもって習い事をさせますよね。一方子どもの方はどうでしょう。幼稚園児保育園児くらいの年齢だと「楽しい」か「楽しくない」かが一番ではないでしょうか。ではなぜ、楽しくないのでしょうか。
人見知り・場所見知り
我が家は一番がこれです。皆さんの中にも多いのではないでしょうか。初めての人、場所が苦手です。警戒心が強いので、慣れるまでに時間がかかります。普段やんちゃ、おてんばなんですけどね、そんなもんです(笑)
照れ屋
これはうちの3歳の息子が当てはまります。体操教室の中で、みんなの前で、先生と一対一でという場面になると走るところでわざと歩いてみたり座り込みをしたりふざけて危ないことをしたり。これが全部照れからくるものだと私は知っています(笑)知らない人からみたら、調子に乗ってふざけているように見えるかもしれません。
うちの子のような照れ方もあれば、お母さんの後ろに隠れて「やらないのー」という照れ方の子もいますよね。場所見知り、人見知りともつながっていますね。
その習い事が好きなことではない
などなど、習っているものそのものが好きではないパターンです。
集団が苦手
みんなと一緒に、が苦手な子もいますね。みんながやっているときにはじーっと見ていた子が、みんながいなくなってからこっそりやっているということもあります。本当はやってみたいんですよね。私は子どものころこのタイプでした。おうちではやってるんですけどここにくるとなかなか・・・というお母さん、よくいます。
親はどうするべき??
次は、我が家の辞めた習い事と続けている習い事を例にお話ししていきたいと思います。
娘が嫌で嫌で泣いて通った水泳教室
水遊び自体は好きだったのですがこの水泳教室は親と離れなければならず、人見知り場所見知りをする娘には私と離れるのが辛かったようです。私が泳げなくて体育の授業などで度々苦労したので、子どもには小さいうちから水泳を習わせようと思っていました。
嫌がって泣いたりつまらなそうにしている姿を見てもしばらくは、ここで辞めたら私みたいに苦労する。もう少し通えば慣れるかも!と思って頑張って通わせていました。
行きたがらない子どもを連れて行くのは精神的にも体力的にも疲れてしまいますよね。泣いている娘に、ほら、みんな楽しそうだよ!行っておいで!なんて言っていました。時にはイライラもしていました。
娘からしたら周りが楽しそうかどうかなんて関係ないですよね。だって自分が楽しくないんですから。行きたくないプールに、イライラしているお母さん。最悪ですよね。

辞めようかな・・・
私は辞める決意をしました。辞めようかと娘に提案した時の娘のいいの!?というような真ん丸の目。今まで何していたんだろうなと思いました。嫌々通った水泳教室、顔も水につけられずに
終わりましたが私はこれでよかったなと思っています。
辞めてから一年ほどたった今、一緒にプールに遊びに行くとドキドキしながらもウォータースライダーをしたりもぐったりしているのを見て、私は何をあんなに必死になっていたんだろうなと思いました。
行きたくないというけれど、がんばって通わせている体操教室
今も習っている体操教室。娘も息子も、行きたくないっていうんです。でも、水泳の時と違うのは、行くと楽しそうにやっているんです。親も一緒に踊ったり体操したりします。
うちの子たちは雨が降っていなければ、必ず外で遊ぶくらい体を動かすのが好きです。上の娘は逆上がりだって縄跳びだって上手になりました。下の子は最近やってみようという意欲が出てきたように思います。時々ぐずったりもしますが、褒めて褒めて何とか楽しんでできるように・・・と私も変わりました。(以前はあまりにもひどいぐずりっぷりに注意してばかりで息子のぐずりも悪化するばかり。他のお母さんたちの視線が痛かったです。その話は後程)
辞めたいというけれど、ここで辞めてはもったいない!!
楽しく運動していて、できることも増えている。もう少し頑張ってみようと思います。
見極めが大事
踏ん張るべきか、辞めるべきか。私もたくさん悩みました。でも子どもの顔を見ていると答えが見えてきませんか?
私も偉そうなことは言えませんが、水泳教室を辞めたのも、体操教室を続けることを決めたのもどちらも正しかったとやっと思うことができたのでこの記事を書いています。
頑張るのも大事です。「辞める」という決断をするのも大事です。辞めることは挫折ではないと今は思っています。どうしてもやらせたいこと・・・だけど子どもも自分も疲れている。ならば、いったん離れてもう少し大きくなってからもう一度・・・という手もありますよ。だってまだまだ生まれて数年。まだなんだってできます。
子ども、そしてお母さんのの心を大切に、笑って過ごせる決断が一番かなと思います。
ちなみに私は・・・

ピアノを幼稚園の時から受験の時期になるまで習っていました
練習は大っっっっ嫌いで、新しい課題を出されるとぱったり練習しなくなり、怒られるからピアノに行きたくなくなり・・・でも弾けるようになると楽しくて楽しくて何回も家族に弾いて聴かせていました。
ピアノに行く行かないで、ひっくり返って泣いて母と喧嘩したことも何度もありました。
それでも母がピアノを辞めさせなかったのは、私が楽しそうに弾く姿を見ていたからかなと思います。何か一つ、趣味があれば自信になるかなと思って習わせたと言っていましたが、幼児教育に進んだ今、趣味どころか大きな武器になりました。
最後に
いかがでしたか?
なんだかえらそうに語ってしまいましたが、ついこの間まで私が悩みに悩んでいたことです。
私もまだまだ子どもにチャレンジしてほしいことはあります。プロを目指すわけでもないので、ゆっくりゆったり、長い目で見てわが子に合った方法でチャレンジしていきたいと思います。
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