乳歯が生え始めてからどうにか虫歯にならないようにと、どのお母さんもきっと頑張っていますよね。
私も歯磨き徹底、糸ようじも、デンタルガムも試していました。
ですが定期的に通っていた歯医者の検診で奥歯の歯と歯の間に虫歯発見。
虫歯って言われた時はショック、そしてなにより子どもに申し訳ない気持ちでしたね。
そして治療することになったのですが・・・最初の治療で大変なことに。
検診で虫歯が見つかったその後

一週間後、治療するので来てください
と検診後に言われて、私は娘に

来週また歯医者さんに行って虫歯治してもらおうね
となんとなく伝えただけでした。
これが大きなミスだった・・・!

この時ちゃんと、娘と話したり対策していれば違ったかもしれません
歯医者で泣き叫ぶ娘
いざその日になり、歯医者に行くと緊張した面持ちの娘。
口数も少ない。
こちらもせつなくなりつつ、病院ではいつものことだったのでそこまで気にせず呼ばれるのを待ちました。
そして治療のイスに座って先生が現れた途端目がウルウルの娘。
かろうじて口を開けたものの器具が口の中に入ってきた瞬間に大泣き。
そして暴れる!器具で口が切れて健康な歯が少し削れました。

!?
この時はうわぁー!と焦りましたが、当たり前ですよね。
だって、誰がどんなふうに何をするのかを全く伝えていなかったのです。

これだと厳しいな。この虫歯はまだ焦るほどでもないから様子見ということで半年後また見せに来てね!
早く治してしまいたかった私は半年も虫歯を放置することにショックをうけつつ、泣く娘を抱っこして家に帰りました。
半年後の虫歯治療に向けて
さて半年の間に、どうやったら治療であんなに泣いていた娘が歯の治療をできるようになるのか・・・。
私は考えました。
大人ですら歯医者が苦手だと思う人がたくさんいます。
それなのに子どもに対して「泣かないで歯医者で虫歯の治療をしようね」なんて難しいことですよね。
でも治療しないわけにもいかないし、無理やりではなく治療できる方法はないか考えました。
そして実践したことは
・お友達や身近な人の治療体験談を聞く
・虫歯のことをきちんと話す
・歯医者は怖くないと伝える
・小児歯科を選ぶ
毎晩の歯磨きは歯医者さんごっこ
これは以前、
この記事でも紹介したのですが「ごっこ遊び」は病院、歯医者が苦手な子ども有効です!
うちの場合は待合室で待つところから始まり、「○○ちゃーん」と名前を呼びます。
そして歯磨きを始めたら声掛けをし続ける!

今日は虫歯を治しますねー。音がキーンってなってびっくりするけど大丈夫ですからね。じょうずじょうず!もうすぐですよ。
などなど、優しい先生になりきってみます。
こうすることで歯医者でどんなことが起こるかが分かり心の準備ができるのと同時に、怖くないことなんだなと安心することができます。
6割ほどはこの毎日のごっこ遊びのおかげで治療成功したと思っています!
お友達や身近な人の治療体験談を聞く
これも歯医者さんごっこに次いで効果があったなと感じています。
たまたま友人の子どもが歯の治療をしたばかりで、家に来てもらい治療のことをお話ししてもらいました。
ちょっぴりドキドキするけど頑張ったことを聞いたり、お友達の「痛くなかったよ」という自信満々の顔を見てうちの娘にも心境の変化があったようです。
そして友人からも・・・

娘もきっと治せるよね!?

○○ちゃんなら大丈夫だもんね、絶対大丈夫だよ
と言ってもらい(母同士打ち合わせ済みw)自信をつけてもらいました。
それからは、

お友達も虫歯治したんでしょ?○○も行ってみる
と、ドキドキしつつ自分もできるかもと話してくれました。
お友達の中に治療経験した子がいなければ、おじいちゃんおばあちゃんや身近な人に聞いてみましょう。
みんなで自信をつけてあげて下さい!
虫歯のことをきちんと話す
これは虫歯のないお子さんだとしてもやってほしいことなのですが、虫歯についてちゃんとお話ししてほしいです。
・乳歯(子どもの歯)は虫歯になりやすい
・おやつやジュースを食べてばかりだと虫歯になる
・歯磨きをしないと虫歯になる
・一度虫歯になると元通りにならない
・永久歯(大人の歯)になるともう次の歯は生えてこない
こうやって箇条書きで書くと冷たい印象になってしまいましたが、お子さんにわかりやすく、かつ虫歯になってしまったことを気にしすぎてしまわないよう配慮してあげて下さいね。
虫歯になってしまったことを必要以上に責めたりするのではなく、虫歯になってしまった歯をどう守るかをお話ししてくださいね。
我が家はこれでおやつタイムをダラダラ続けないことや、いやいややっていた歯磨きも頑張ってくれるようになりました。
歯医者は怖くないと伝える
大人でも歯医者って怖いですよね。
私もあの独特の匂いと音がいまだにすごく苦手なので、娘が治療すると決まったときに可哀想と思ってしまいました。
ですが歯医者は怖いところではなく、怖い虫歯を治してくれるところなんですよね。
自分の怖い気持ちを隠しつつ・・・w怖くないよって伝えてあげて下さいね。
小児歯科を選ぶ
歯科は歯科でも小児歯科はやっていないところもありますので、事前に調査して小児歯科をやっているところを選んでください。
キッズスペースやDVDがあったり保育士が常駐しているところもあるようなので、お子さんが少しでも気持ちよく通えるよう調べてみて下さい。
友人はかなり遠いところに通っていましたが、先生や歯科衛生士さんの雰囲気がすごく良かったから満足と言っていました。
通いやすさと雰囲気を照らし合わせて良いところを見つけて下さいね。
そして半年後・・・いざ治療の時
試行錯誤すること半年。ついにその時が来ました。
車から降りる時からドキドキ。そして待合室でも緊張していました。
待合室の絵本を読みながらゆったり待ちました。

いっぱい練習したもんね

うん・・・すぐ終わるよね
と会話もしつつ待っていると娘の名前が呼ばれました。
イスに座り治療が始まります。
私も内心申し訳なさと心配でドキドキでしたが顔には出さずに娘の手を握りながら見守ることにしました。
いよいよ器具が口の中に入ってくると・・・なんと!ちゃんと泣かずに治療を受けることができました!!
最初から最後までじっとしていて、歯医者さんや歯科衛生士さんからも褒められました。

おぉー大人よりじょうずだなぁ!!
娘もたくさん褒められて、気にしていた虫歯も綺麗になり得意顔!

実は握っている手に力が入って汗をかいていたのは私と娘の秘密
普段からできる虫歯予防は?
虫歯の治療について書きましたが、できれば大事な乳歯を虫歯にさせたくないですよね。
きちんとした虫歯予防をして、私自身も子どもたちの乳歯を守っていきたいと思います!
ここからは日常生活の中でできる虫歯予防について紹介します。
おやつのダラダラ食べをやめよう
最も虫歯の原因となる糖がたくさん含まれているおやつを時間も決めずダラダラ食べ続けることは虫歯につながります。
おやつの時は、量と時間を決めてあげるようにしましょう。
また、おやつ×ジュースのようになるのがよくないと歯科衛生士さんも言っていますので、おやつをあげるときは水かお茶にしましょうね。
規則正しい食生活
唾液には溶かされた歯を治す力があります。これを再石灰化と言います。
しかし食事量が多すぎたりして歯を溶かすこと(脱灰)と再石灰化のバランスが崩れ、脱灰に傾いてしまうと虫歯ができてしまいます。
しっかり噛んで食べることで唾液量も増えます。しっかり噛む習慣もつけましょう。
定期的に歯科検診を受けよう
小さいうちは〇歳児検診などで歯科検診をしてくれますが、大きくなると自分で行かなければなりません。
我が家は半年に一回定期検診を受けていて虫歯の早期発見ができました。
虫歯発見だけではなく歯をきれいにしてくれたり、歯磨き指導などもうけるとどこが磨けていないのか詳しく教えてくれるので、親の私たちの身も引き締まります。
ぜひ自己判断で大丈夫と思わずに、定期検診に通ってくださいね。
歯科衛生士さんオススメデンタルガム
歯科衛生士をしている友人にオススメしてもらった歯科専売品のキシリトールガムがこちらです。
歯磨きのあとにご褒美としてあげてもいいですし、出先ですぐ歯磨きするのが難しい時にも重宝しています。
虫歯が発覚した時くらいから購入し始めましたが、今のところ新しい虫歯はありません。
息子も同じく。
キシリトール、苦手な子もいるかもしれませんがこれは子どもも食べやすい味なので、「楽しむ虫歯予防」に最適!
いろいろな味を試してみて下さい♩
最後に・・・
どんなに頑張っていたとしても、虫歯ができてしまうことがあるかもしれません。
そんな時は必要以上に自分を責めず、できてしまった虫歯をどうするか歯医者さんと相談して対策してくださいね。
虫歯の治療は大人ですら怖いと感じる人がいます。
しかし先ほども述べたように怖いのは歯医者ではなく虫歯をそのままにしておくことです。
お子さんが治療することが決まったら、今日紹介したことをためしてお子さんが前向きに治療に臨めるようにサポートしてあげてくださいね。
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